リュウ(RR-ゆっくり)のブログ

動画化予定のないゲームのプレイ日記を書いていく予定

変愚蛮怒3.0.0alpha系列で自分が実装案出したモンスター紹介 前編

本記事はRoguelike Advent Calendar 2022の18日目の記事です。
前回から1年と3ヶ月ぶり(変愚蛮怒の記事に限れば1年4ヶ月ぶり)と超久しぶりに更新。
槍忍者のデータが文字通りPCごと吹き飛んだので今回は別の記事になります。

変愚蛮怒は2.2.1rから3.0.0alphaにアップデートされた段階で多数の新規モンスターが追加され、その後もアップデートごとに何匹か追加されています。
これらは開発陣の方々が追加したものと、OSDNやGithub上で新規モンスター案を募集し、投稿されたものが実装されたものとの2パターンあります。
後者に関しては自分も複数案出しており、実際に実装されたモンスターが13体、案だけ出して実装待ちのモンスターが6体います。
今回はこのうち実装済みの13体の簡単な解説と@殺害数*1を前編後編に分けて書いていこうと思います。
今回は前編ということで7体を紹介。

ランゴスタ

モンスター/昆虫/ランゴスタ - PukiWiki


記念すべき1体目。元ネタはモンハン。
ハマーホーン(16階)と虹色の蝶人(37階)の間になんか欲しいなと思い後述の女王と同時に提案。1年前の記事でも触れているが改めて紹介。
麻痺知らずの指輪が生成されるより浅い階層のモンスターの中では最強クラスの麻痺殴り持ちだが、17階というあまりにも絶妙すぎる階層設定とRar2が災いして若干影が薄い。
ただ初期からいるのもあってか@殺害数は2件。何故か設定階層より浅い14階と15階で麻痺耐性抜けの@をハメ殺している。記録を見る限りvaultではなさそうだが・・・。

女王虫『クイーンランゴスタ

モンスター/昆虫/女王虫『クイーンランゴスタ』 - PukiWiki

ランゴスタの女王。元ネタはモンハン。
昆虫のユニークが2.2.1rだと白シラミの王しかおらず地味だったので、中層と深層に1体ずつ追加しようという目的で提案した中層(34階)昆虫ユニーク。
以前もちらっと書いたが『クッパ大王』と『女王アリ』を組み合わせたような性能をしており、無駄呪文が無くブレスの属性が二重耐性を貼りにくい酸属性で殴りも結構痛いと攻撃面は結構強い。反面炎弱点でパニモンも効くので防御面は2体より脆い。
@殺害数は5件。反攻スカム中の酸耐性抜け@を2人、1階と24階のvaultから出てきた個体が2人殺害と格下キルが目立つ中、33階で破邪パラディンを正面から返り討ちにしているスコアはこいつの実力の証明に相応しいのではないだろうか。破邪パラディンの手札で中立属性のこいつをどうにかするのはしんどそうだが

 無敵の恐れ知らずの官能的なる不可思議なる魅惑の頑健なる勤勉なる圧倒的なる華麗なる情熱の恐るべき美しき強力なる灰色の王子『強靭なるゾート』

モンスター/昆虫/無敵の(略)王子『強靭なるゾート』 - PukiWiki

76階に追加されたクソ長名称昆虫ユニーク。元ネタはHollowKnight。
あまりにも長いその名前は当時の変愚蛮怒に眠っていた「特定文字数以上を読み込めない」バグを炙り出して修正に導くという珍プレーをやってのけた。実装当時は最深層の昆虫ユニークだったがのちに『火蜂』の88階に抜かれた。
以前の記事でさらっと倒しているがあれは地元素使いが強かったのと向こうが消極的だったからであり、本来のこいつはめちゃめちゃ強い。殴り性能はケンシロウ』の殴り前半を斬撃属性に変えて後半を『レムス』の粉砕打撃に変えたものという凄まじい打点*2であり、遠距離も物資破壊のファイアボール*3に軽減不可&無敵化貫通の光の剣*4を持ち、救援召喚*5で増殖する連中や月光蝶を呼ぶ。耐性も5元素に閃光暗黒と多く、中立なのでスレイも効かない。
マイナー属性の強力な範囲攻撃が使える魔法職なら比較的なんとかなると思うが他の職業で倒すのは至難の業だろう。ちなみに死体を残す*6ので賞金首に設定されることもある。がんばれ。
@殺害数は1件。瀕死になってテレポートで逃げた先にいた模様。あと、「何とか倒せたけど召喚されて残ってた月光蝶にやられた」っぽいスコアが1件あったので、実質2人殺害といってもいいのではないだろうか。

赤チォコヴォ

モンスター/鳥/赤チォコヴォ - PukiWiki

問題児その1。元ネタはFFT獅子戦争。
初期案は「はぐれメタル枠」かつ「変幻の魔公に並ぶ騎乗職の最終馬候補」かつ「麒麟のように育成すれば中盤から使える」といったものだったが、そのまま実装された結果バランスブレイカーとして物議を醸してしまい、色々あって現在の性能に落ち着いた。
その節は大変ご迷惑をおかけしました。
現在の性能は一言で言うと「古代スターバーストドラゴン」。43階から出現し、Rar10で中々見かけないが実力は天上界Dや古代クリスタルDに匹敵するかちょっと強いぐらい*7なので侮らないように。倒せれば上質ドロップ複数確定でまあまあ美味しい。あと、チォコヴォさえ入手できれば序盤から入手できる優秀な馬というのは変わっていない。さすがに深層は無理だがクローン地獄ぐらいならスターバーストの火力的にワンチャンあるのではないだろうか。古代万色でいいと言われるとそれまでだが、チォコヴォ愛好家の方はぜひ。
Rar10が災いしてか@殺害数は0。

吸魂鬼

モンスター/ゴースト/吸魂鬼 - PukiWiki

問題児その2。元ネタはハリーポッターシリーズ。
本来は後述の『ヴォルデモート』とセットで出す予定だったが案がまとまらずこちらだけ先に提出。その際、自分が変愚蛮怒の階層ごとのモンスターの格付けを理解しておらず、サウロンと同等の階層に出してしまったため、場違いという指摘を受け現在の性能まで格下げされた。
その節は大変ご迷惑をおかけしました。
現在の立ち位置は竜窟レベル=60階から出てくる耐性ガチガチ*8で脳攻撃や生命力吸収殴りをしてくるお邪魔キャラ。殴り職ならそれほど脅威ではないが魔法職だと一苦労、といったところ。こいつの実装で今までドリードやシャドウデーモンのドロップが美味かったGシンボルのホードが若干不味くなったとの噂。
@殺害数は1人。うっかり麻痺抜けで竜窟に潜った@に脳攻撃が直撃してそのままハメ殺した模様。

闇の帝王『ヴォルデモート』

モンスター/人間/闇の帝王『ヴォルデモート』 - PukiWiki

吸魂鬼に合わせて61階での実装になったハゲ。元ネタはハリーポッターシリーズ。
『サルマン』や『ガンダルフ』の上位版といった強さ。無駄呪文こそ多いものの確率1/2かつPOWERFULフラグ持ち。友好的にならないので56階RQにも出現。
それ以上にやばいのが護衛で、上記の吸魂鬼とソーサラーが確定で複数体配置、かつそれ以外のpシンボルも大量に引き連れて出現する。
本体は殴りを持たないので穴熊で隣接して叩くべし。吸魂鬼の処理も考えると殴り職の方が倒しやすいか。倒せれば高級品ドロップ確定、護衛の分も合わせれば大量の戦利品を入手できる。
なお残念ながら死の光線に相当する魔法が敵側になかったのでアバダケダブラは再現できず。こっそり破滅の手を持たせてもよかったかな?
@殺害数は残念ながら0人。スペックは十分あるはずなので今後に期待か。

点『P』

モンスター/スペース・モンスター/点『P』 - PukiWiki

量子生物の深層ユニーク『岩倉玲音』に触発されて作った、中層(39階)の量子生物ユニーク。量子ドットをベースに魔改造した。元ネタは数学のグラフ問題とかでよく動くアレ。量子力学関係なくね?
過去ブログで何回か触れているが、凄まじい加速で不規則に動き回る上に妨害要素てんこ盛り、おまけに量子生物の専用挙動で時々どっかに飛んでいくので完全に捉えるのは困難。ただ殺傷能力自体は脳攻撃を連打されなければそこまででもなく、反攻付近の階層で高級品確定大量ドロップという稀有な存在なので、可能なら倒しておくとその後の攻略がスムーズになるかもしれない。実際自分も地元素使いの時はこいつが落とした★アーティファクトがそのまま最終装備になった。
@殺害数は残念ながら0人。Rar5で視認性が悪いシンボル*9でテレパシーにも引っ掛かりにくいのでそもそも認知されていない可能性大。

今回はここまで。
後編は明日19日に投稿予定です。お楽しみに。

*1:2022年12月15日時点

*2:原作のこいつの最強形態はプレイヤーの最大体力9に対して8ダメージも与えてくるのでこれを再現

*3:原作の烈火のゾートリングを再現

*4:原作でなんか剣から衝撃波が飛んでいくのを再現

*5:原作のゾートリング召喚を再現

*6:原作でも死体が残るので再現

*7:スターバーストは魔法なのでブレスと違って火力が落ちない。殴り打点も赤チォコヴォの方が高い。

*8:原作だと守護霊呪文でしか倒せないので再現

*9:光らない虹色の「.」