リュウ(RR-ゆっくり)のブログ

動画化予定のないゲームのプレイ日記を書いていく予定

変愚蛮怒3.0.0alpha系列で自分が実装案出したモンスター紹介 後編

本記事はRoguelike Advent Calendar 2022の19日目の記事です。

前回の記事に続いて、自分が出して採用された13体のモンスター案の簡単な解説と@殺害数*1を書いていこうと思います。
前編で7体紹介したので、今回は残りの6体+αと、実装待ちの6案を紹介。

パックンフラワー

モンスター/壁,ガス,エント/パックンフラワー - PukiWiki

スーパーマリオシリーズに登場する敵キャラ。スマブラにもファイターとして登場している凄いやつ。
実はUSA以外の全マリオシリーズに登場しているせいで種類が凄まじく多く、どのパックンにするか悩んだが、固定砲台のファイアパックンとスマブラパックンフラワーを参考に組み立て、最終的に多芸な固定砲台といった感じの性能になった。原作でファイアボールを当てると一発で倒せる点も、火炎弱点込みで火炎の指輪の発動ファイアボールで瞬殺できるようHPを調整して再現した。*2
エントなどと同じ「#」シンボルだが、本来は人食い花なので「:」シンボルにすべきかもしれない。他に花のモンスターが実装されるようであれば要望を出すかも。
@殺害数は残念ながら0件。今後に期待。

天使・クイルスルグ

モンスター/クイルスルグ/天使・クイルスルグ - PukiWiki

wikiのコメント欄で「そういえば天使を呼ぶクイルスルグっていないな」というコメントを見かけた*3ので、確かにそうだと思い実装案を出したクイルスルグ。
悪魔を呼ぶデーモン・クイルスルグからコピペして色を白くし、属性を善良に、召喚を天使召喚に変えただけという身も蓋もない性能だが、その厄介さは火を見るよりも明らかだろう。地味に初の善良なクイルスルグである。邪悪感知に引っ掛からないので注意。
攻撃能力を持たないので@殺害数は0件。

グレーター・クイルスルグ

モンスター/クイルスルグ/グレーター・クイルスルグ - PukiWiki

上記の天使・クイルスルグの案を書いている時に弟から提案され、面白そうだったので同時に案を提出し採用されたクイルスルグ。
基本ステータスは他のグレーターQと同じ。通常のクイルスルグの上位版ということで説明文を似せた結果、脈打つ強力な肉の塊というパワーワードが生まれた。
通常クイルスルグと同じくテレパシーに引っ掛からないので全感知ロッドやモンスター感知の魔法がないと発見は困難。モンスター複数召喚は弱いのが出てくることもあるがやばいのが複数出てくる可能性も十分にあるので、警戒を怠らないようにしよう。
攻撃能力を持たないので@殺害数は0件。

『ヴィネガー・ドッピオ』/『ディアボロ

モンスター/人間/『ヴィネガー・ドッピオ』 - PukiWiki

モンスター/人間/『ディアボロ』 - PukiWiki

ジョジョの奇妙な冒険第五部の登場人物の一人とラスボス。仕様上2人纏めて紹介。
ドッピオは勇者イケタと同様倒すと変身するユニーク。イケタと違ってこちらは友好的なので手出ししなければ害はなく、たまーに無敵化するのと殴りがちょっと痛い程度でたいして強くない。
ドッピオを倒すとディアボロが登場。こちらは原作の都合上*4この方法でしか戦えないようにRar255に設定されていて、通常出現はしない。
基本的なステータスは同階層のディオブランドーをベースにしてあるが、こっちはただの人間なので防御面は混乱耐性と反射*5のみ。この階層のユニークにしては珍しく睡眠耐性がない*6
無敵化*7でこちらの攻撃を防ぎ、キングクリムゾンで時間を飛ばし*8、血の目潰し*9で盲目にしてから、とどめの100d2の強力殴りという見事な流れで原作再現に成功している。
台詞パターンも豊富で倒せばお約束の台詞を叫んで退場してくれるので、ジョジョ5部が好きな人はぜひ戦ってみてほしい。一応特別ドロップ。
@殺害数は残念ながら0人。ドッピオがRar5で出にくいのが災いしたか。

『チョコラータ』

モンスター/モルド/『チョコラータ』 - PukiWiki

こちらもジョジョ五部から出演。記念すべき初のモルドユニーク。
性能は超強化デス・モルドといった感じ。救援召喚でデス・モルドと共に劣化殴りラッシュを仕掛けてくるので間違っても劣化耐性抜けで挑んではいけない。53階のユニークとしてはかなり強い方だと思う。耐性がそこまでなのと人間なので★ストブリや★エスカリボルグが有効な点、救援召喚で出るモルドがデス・モルド以外大したことない連中なのが付け入る隙と言えるだろう。なお倒すと例の断末魔と共にゴミ収集車に吹っ飛んでいくので一見の価値あり。
@殺害数は1人。階層を見るに44RQ。また、「チョコラータが召喚したデス・モルドにやられた」と見られるスコアが一件あった*10ので、実質2人殺害といったところか。

ここまでが自分が実装案出して実装されたモンスターの紹介でした。
続いて、+αの1体を紹介。

ブラッジャー

モンスター/球体/ブラッジャー - PukiWiki

こいつは自分が案を出したモンスターではないが、実装に一枚嚙んでいるので紹介。
元ネタはハリーポッターシリーズのスポーツ「クィディッチ」でお馴染みのボール。下着ではない
他の投稿者の案で、同じくクィディッチを元ネタとする『金のスニッチ』というユニークモンスターが実装されているのだが、初期のこいつが「24RQに出現する可能性がある加速+45AC10000のLES_ALL持ち」*11という狂った性能をしていたため修正が入ることに。
その時出された修正案により「低耐久だが高加速*12で救援召喚を使う球体」という現在の性能になったのだが、その際自分が「ブラッジャーを実装して護衛に付けたらよりそれっぽいのでは?」とコメントしたところ、その案がスニッチの投稿者に採用された。
こうして実装されたブラッジャーは原作での性質を踏襲し、常に起きていて2200フィート先*13からプレイヤーを追いかけてきてひたすら体当たりしてくるという性能に。24階から普通に出現するので、黒っぽい*が近づいてきたらご用心を。
@殺害数は2人。16階のvaultと24階で1人ずつ殺害している。Rar4で出現しにくい割には健闘している方ではないだろうか。ちなみにスニッチはRar6と本体の攻撃能力の低さが災いしてか、殺害数0人。

実装待ちの6案について

まだ実装されていないので詳しいことはあまり言わないがどういうのがあるのかというと、水棲のアンデッドが5案と、ドラクエ6のみんなのトラウマが1案といったところ。
前者に関しては開発陣の方々が「水棲のアンデッドとデーモンを実装したい」と話していたのをdiscordで見ていたので、案が思い浮かんだアンデッドの方を投稿してみた次第。深層クラスも1体混じっているので、ルルイエでのアンデッド召喚が危険なものになる可能性あり。
ドラクエ6のみんなのトラウマの方は、「ヒーローズ」に魔王の使いと共に出演していたのを見て案を考えてみた感じ。ぎりぎり竜窟スカム中に出てこない階層設定と高レアリティ、階に対して低めのHPと調整はしたが、それでも一般モンスターとしてはかなりの強敵になると思われる。その分倒せれば高級品確定ドロップで美味しい。腕試し的な側面が強いモンスターになりそうか。
ちなみに他にも色々作成中のモンスター案*14があったのだが、前回話したようにPCが吹き飛んだのでそれらの未投稿案は全てデータの海の藻屑と化した。正直自分でテストプレイから実装までできれば開発陣の負担を減らせてよかったのだが、プログラミングはド素人すぎて開発環境の構築すら説明を見てもちんぷんかんぷんで、手を付けられていないのが現状である。

なお、新規モンスター案の募集はこちらのページで行われている。現在はリファクタリング作業中心で新規モンスターの実装は止まっているが、もし実装してみたいモンスターの案があったら是非投稿してみてほしい。

新規モンスターの追加案2 (v3.0.0 α~β) · Discussion #1167 · hengband/hengband · GitHub

今回はここまで。
明日のRoguelike Advent Calendar 2022chikatei氏の「 変愚蛮怒の破邪パラディンは本当に雑魚なのか」です。

*1:2022年12月17日時点

*2:最大体力200で、火炎の指輪の発動ファイアボール100ダメージが火炎弱点で2倍になってジャストといった感じ。

*3:現在該当コメントは削除されている

*4:徹底的に正体を隠し、自ら動かないといけない時はドッピオの姿で行動する

*5:原作で矢が刺さらなかったので再現

*6:原作でチャリオッツレクイエムの能力で寝たので再現

*7:エピタフの再現

*8:変愚蛮怒にキングクリムゾンはないので時を止めるで代用、ちゃんと台詞は専用のもの

*9:そんな殴りはないのでディオと同様唾を吐くで代用

*10:ちなみに、これが3.0.0alpha系列で初のデス・モルドによる犠牲者

*11:要するに劣化版はぐれメタル。たしかにもの凄いスピードで動き回るという点は共通している。

*12:+25まで落とされた

*13:なんとあの『混沌のサーペント』の2倍の感知範囲

*14:PSO2のダークファルスや、魔法陣グルグルキタキタおやじジョジョ5部のゴールドエクスペリエンスレクイエムなどがあった

変愚蛮怒3.0.0alpha系列で自分が実装案出したモンスター紹介 前編

本記事はRoguelike Advent Calendar 2022の18日目の記事です。
前回から1年と3ヶ月ぶり(変愚蛮怒の記事に限れば1年4ヶ月ぶり)と超久しぶりに更新。
槍忍者のデータが文字通りPCごと吹き飛んだので今回は別の記事になります。

変愚蛮怒は2.2.1rから3.0.0alphaにアップデートされた段階で多数の新規モンスターが追加され、その後もアップデートごとに何匹か追加されています。
これらは開発陣の方々が追加したものと、OSDNやGithub上で新規モンスター案を募集し、投稿されたものが実装されたものとの2パターンあります。
後者に関しては自分も複数案出しており、実際に実装されたモンスターが13体、案だけ出して実装待ちのモンスターが6体います。
今回はこのうち実装済みの13体の簡単な解説と@殺害数*1を前編後編に分けて書いていこうと思います。
今回は前編ということで7体を紹介。

ランゴスタ

モンスター/昆虫/ランゴスタ - PukiWiki


記念すべき1体目。元ネタはモンハン。
ハマーホーン(16階)と虹色の蝶人(37階)の間になんか欲しいなと思い後述の女王と同時に提案。1年前の記事でも触れているが改めて紹介。
麻痺知らずの指輪が生成されるより浅い階層のモンスターの中では最強クラスの麻痺殴り持ちだが、17階というあまりにも絶妙すぎる階層設定とRar2が災いして若干影が薄い。
ただ初期からいるのもあってか@殺害数は2件。何故か設定階層より浅い14階と15階で麻痺耐性抜けの@をハメ殺している。記録を見る限りvaultではなさそうだが・・・。

女王虫『クイーンランゴスタ

モンスター/昆虫/女王虫『クイーンランゴスタ』 - PukiWiki

ランゴスタの女王。元ネタはモンハン。
昆虫のユニークが2.2.1rだと白シラミの王しかおらず地味だったので、中層と深層に1体ずつ追加しようという目的で提案した中層(34階)昆虫ユニーク。
以前もちらっと書いたが『クッパ大王』と『女王アリ』を組み合わせたような性能をしており、無駄呪文が無くブレスの属性が二重耐性を貼りにくい酸属性で殴りも結構痛いと攻撃面は結構強い。反面炎弱点でパニモンも効くので防御面は2体より脆い。
@殺害数は5件。反攻スカム中の酸耐性抜け@を2人、1階と24階のvaultから出てきた個体が2人殺害と格下キルが目立つ中、33階で破邪パラディンを正面から返り討ちにしているスコアはこいつの実力の証明に相応しいのではないだろうか。破邪パラディンの手札で中立属性のこいつをどうにかするのはしんどそうだが

 無敵の恐れ知らずの官能的なる不可思議なる魅惑の頑健なる勤勉なる圧倒的なる華麗なる情熱の恐るべき美しき強力なる灰色の王子『強靭なるゾート』

モンスター/昆虫/無敵の(略)王子『強靭なるゾート』 - PukiWiki

76階に追加されたクソ長名称昆虫ユニーク。元ネタはHollowKnight。
あまりにも長いその名前は当時の変愚蛮怒に眠っていた「特定文字数以上を読み込めない」バグを炙り出して修正に導くという珍プレーをやってのけた。実装当時は最深層の昆虫ユニークだったがのちに『火蜂』の88階に抜かれた。
以前の記事でさらっと倒しているがあれは地元素使いが強かったのと向こうが消極的だったからであり、本来のこいつはめちゃめちゃ強い。殴り性能はケンシロウ』の殴り前半を斬撃属性に変えて後半を『レムス』の粉砕打撃に変えたものという凄まじい打点*2であり、遠距離も物資破壊のファイアボール*3に軽減不可&無敵化貫通の光の剣*4を持ち、救援召喚*5で増殖する連中や月光蝶を呼ぶ。耐性も5元素に閃光暗黒と多く、中立なのでスレイも効かない。
マイナー属性の強力な範囲攻撃が使える魔法職なら比較的なんとかなると思うが他の職業で倒すのは至難の業だろう。ちなみに死体を残す*6ので賞金首に設定されることもある。がんばれ。
@殺害数は1件。瀕死になってテレポートで逃げた先にいた模様。あと、「何とか倒せたけど召喚されて残ってた月光蝶にやられた」っぽいスコアが1件あったので、実質2人殺害といってもいいのではないだろうか。

赤チォコヴォ

モンスター/鳥/赤チォコヴォ - PukiWiki

問題児その1。元ネタはFFT獅子戦争。
初期案は「はぐれメタル枠」かつ「変幻の魔公に並ぶ騎乗職の最終馬候補」かつ「麒麟のように育成すれば中盤から使える」といったものだったが、そのまま実装された結果バランスブレイカーとして物議を醸してしまい、色々あって現在の性能に落ち着いた。
その節は大変ご迷惑をおかけしました。
現在の性能は一言で言うと「古代スターバーストドラゴン」。43階から出現し、Rar10で中々見かけないが実力は天上界Dや古代クリスタルDに匹敵するかちょっと強いぐらい*7なので侮らないように。倒せれば上質ドロップ複数確定でまあまあ美味しい。あと、チォコヴォさえ入手できれば序盤から入手できる優秀な馬というのは変わっていない。さすがに深層は無理だがクローン地獄ぐらいならスターバーストの火力的にワンチャンあるのではないだろうか。古代万色でいいと言われるとそれまでだが、チォコヴォ愛好家の方はぜひ。
Rar10が災いしてか@殺害数は0。

吸魂鬼

モンスター/ゴースト/吸魂鬼 - PukiWiki

問題児その2。元ネタはハリーポッターシリーズ。
本来は後述の『ヴォルデモート』とセットで出す予定だったが案がまとまらずこちらだけ先に提出。その際、自分が変愚蛮怒の階層ごとのモンスターの格付けを理解しておらず、サウロンと同等の階層に出してしまったため、場違いという指摘を受け現在の性能まで格下げされた。
その節は大変ご迷惑をおかけしました。
現在の立ち位置は竜窟レベル=60階から出てくる耐性ガチガチ*8で脳攻撃や生命力吸収殴りをしてくるお邪魔キャラ。殴り職ならそれほど脅威ではないが魔法職だと一苦労、といったところ。こいつの実装で今までドリードやシャドウデーモンのドロップが美味かったGシンボルのホードが若干不味くなったとの噂。
@殺害数は1人。うっかり麻痺抜けで竜窟に潜った@に脳攻撃が直撃してそのままハメ殺した模様。

闇の帝王『ヴォルデモート』

モンスター/人間/闇の帝王『ヴォルデモート』 - PukiWiki

吸魂鬼に合わせて61階での実装になったハゲ。元ネタはハリーポッターシリーズ。
『サルマン』や『ガンダルフ』の上位版といった強さ。無駄呪文こそ多いものの確率1/2かつPOWERFULフラグ持ち。友好的にならないので56階RQにも出現。
それ以上にやばいのが護衛で、上記の吸魂鬼とソーサラーが確定で複数体配置、かつそれ以外のpシンボルも大量に引き連れて出現する。
本体は殴りを持たないので穴熊で隣接して叩くべし。吸魂鬼の処理も考えると殴り職の方が倒しやすいか。倒せれば高級品ドロップ確定、護衛の分も合わせれば大量の戦利品を入手できる。
なお残念ながら死の光線に相当する魔法が敵側になかったのでアバダケダブラは再現できず。こっそり破滅の手を持たせてもよかったかな?
@殺害数は残念ながら0人。スペックは十分あるはずなので今後に期待か。

点『P』

モンスター/スペース・モンスター/点『P』 - PukiWiki

量子生物の深層ユニーク『岩倉玲音』に触発されて作った、中層(39階)の量子生物ユニーク。量子ドットをベースに魔改造した。元ネタは数学のグラフ問題とかでよく動くアレ。量子力学関係なくね?
過去ブログで何回か触れているが、凄まじい加速で不規則に動き回る上に妨害要素てんこ盛り、おまけに量子生物の専用挙動で時々どっかに飛んでいくので完全に捉えるのは困難。ただ殺傷能力自体は脳攻撃を連打されなければそこまででもなく、反攻付近の階層で高級品確定大量ドロップという稀有な存在なので、可能なら倒しておくとその後の攻略がスムーズになるかもしれない。実際自分も地元素使いの時はこいつが落とした★アーティファクトがそのまま最終装備になった。
@殺害数は残念ながら0人。Rar5で視認性が悪いシンボル*9でテレパシーにも引っ掛かりにくいのでそもそも認知されていない可能性大。

今回はここまで。
後編は明日19日に投稿予定です。お楽しみに。

*1:2022年12月15日時点

*2:原作のこいつの最強形態はプレイヤーの最大体力9に対して8ダメージも与えてくるのでこれを再現

*3:原作の烈火のゾートリングを再現

*4:原作でなんか剣から衝撃波が飛んでいくのを再現

*5:原作のゾートリング召喚を再現

*6:原作でも死体が残るので再現

*7:スターバーストは魔法なのでブレスと違って火力が落ちない。殴り打点も赤チォコヴォの方が高い。

*8:原作だと守護霊呪文でしか倒せないので再現

*9:光らない虹色の「.」

【遊戯王デュエルリンクス】KC1stステージを突破した先史遺産デッキ紹介

遊戯王デュエルリンクスで9/8~9/20に開催されていたKCカップの1stステージを先史遺産デッキで突破できたので、デッキレシピなんかを簡単に書いてみる。

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メインデッキ

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エクストラデッキ

デッキ内容自体はYouTubeでよく紹介されている構築をほぼそのまま使用している。
クリスタルスカルが2枚なのは3枚目を持っていないからという理由だが、特に問題は無かった。
スキルは異次元との繋がり*1を採用。基本的にはエクストラデッキのエクシーズモンスターを落としてレベルを揃える使い方が基本。構築制限が少し厳しい*2が、毎ターン使えるのが強力。
各種カードの使用感を説明していく。

先史遺産ネブラディスク
先史遺産の中核を担うカード。基本的には最初に召喚して各種先史遺産カードにアクセスするエアーマン的運用がメイン。後述のピラミッド・アイ・タブレットが発動していれば攻撃力2600となり、アタッカー運用も可能になる。
墓地に送られても蘇生効果で何度でも使い回せるが、蘇生効果を使ったターンには先史遺産カードの効果しか使えなくなる点には注意。

先史遺産クリスタル・スカル
第2のサーチカード。ネブラディスクで先史遺産モンスターをサーチする場合、こいつを経由しておくと後述の先史遺産技術のコストにできて便利。
単体だと何もできないのが欠点。

先史遺産モアイ
先史遺産が場にいると特殊召喚できるレベル5モンスター。ネブラディスクやスカルでサーチして特殊召喚するのが基本。リンクスだとスキルでレベルを揃えられるのでランク4、ランク6になることもでき、OCGよりも汎用性が増している。エネコンのコントロール奪取効果のコストとしても優秀。マシュマックもヴィマナもいないのでスキルを使わないと素材になれない点、これ単体では展開できないのが欠点。

先史遺産クリスタル・ボーン
サイドラ効果で特殊召喚でき、特殊召喚時に手札か墓地から他の先史遺産を出せる後攻からの捲り札。こいつもスキルのおかげでランク4、ランク6になれるので汎用性が増している。モアイもそうだが自己SS効果はチェーンブロックを作らないため、フォトンストリークバウンサーがいても展開できるのは強い。
後半の特殊召喚効果を使うと手札が良ければフォークヒュークを含む2枚のエクシーズモンスターを1ターンで展開可能。

先史遺産マッドゴーレム・シャコウキ

スキル発動条件の先史遺産モンスター12枚の枠埋めで入れていたが、わりとフィニッシャーになることが多かった。自分フィールドの全ての先史遺産が守備貫通を得るのは普通に強い。レベル4なので、ネブラディスクと合わせてランク4をスキル無しで出せるのもプラス評価。

先史遺産技術
デッキトップの2枚から好きな方を手札に加えられるのは便利。初手にネブラディスクの後、これかスカルのどちらか手札に無い方をサーチし、スカルの効果を使用した後、墓地に行ったスカルを除外して技術発動というのが主な流れ。
手札に加えるカードは状況次第だが、先攻なら防御札を選択することが多かった。
使用ターンは先史遺産モンスターしか出せなくなるので注意。

先史遺産ピラミッド・アイ・タブレット
全体攻撃力800アップというのは地味なようでかなり大きい。常にスキル「粉砕!」が発動しているような状態である。フォークヒュークと下級1枚みたいな最終盤面になることが多かったので、足りない打点を補うのに役立った。

禁じられた聖杯
月の書難民なのでフル投入。打点アップをフォークヒュークで打ち消せるので、「効果を無効にしたけど戦闘突破された」みたいなことはあまり起こらなかった。
月の書を持っている人は何枚か入れ替えてもいいと思う。あちらはその後の展開をより強く妨害できるが、召喚時効果は止めれないのと、守備表示にしてしまうのでフォークヒュークの効果が通らなくなることに注意。

エネミーコントローラー
いつまでも現役の強カード。先史遺産だとエクシーズ召喚しても下級が残りやすいのでコントロール奪取効果を使いやすく、守備モンスターを攻撃表示にしてフォークヒュークで突破する使い方もできるので相性はかなりよかった。
最初はリミット2枠にコンセントレイトを入れてフォークヒュークでワンショットキルを狙っていたが、守備固めに対抗できなかったのと汎用性の低さもあってエネコンと入れ替えた。

暗闇を吸い込むマジックミラー
環境対策。各種ガガガやレヴィオニア、レッドライジングなどを機能停止させられるのは強力。

ここからはエクストラデッキのカードの紹介になる。スキルの制約により、先史遺産エクシーズ及び光属性ナンバーズのみ投入している。

No.36 先史遺産-超機関フォーク=ヒューク
エースモンスター。マシュマックが不在なのでワンキルコンボこそ使えないが、十分強力である。
攻撃力を0にする効果はダメージステップ時にも発動できるので、フォトンストリークバウンサーを正面から突破できる。ボーン→モアイ→フォークヒュークの動きは対オノマトでよく使った。
対象耐性持ちには無力なので注意。

No.6 先史遺産アトランタ
OCGだと全く出番がないカードだがリンクスでは正真正銘先史遺産の切り札である。
スキルでランク6ナンバーズを落としてエクシーズ召喚すれば先攻1ターン目にいきなりライフ半減効果を発動できる。半減後のライフ2000はフォークヒュークの攻撃が一度でも通れば消し飛ぶ数値*3なので、相手に相当なプレッシャーを与えることができる*4
守備力が3000ある*5のも優秀。防御札も合わせればそれなりの確率で次のターンまで生き残り、ネブラディスクやモアイの特殊召喚効果の起点になってくれる。
また、後述のフォーカスフォースを装備すると攻撃力4000になり*6、相手ライフを一撃で消し飛ばすことも多かった。フォークヒュークでは対処できない対象耐性持ちを上からぶん殴ることもでき、非常に頼りになった。KC1st突破を決めたのもこいつの一撃だった。

No.25 重装光学撮影機フォーカス・フォース
レベル5以上のモンスター効果を無効にできる。フォトンストリークバウンサーより無効化できる範囲は狭いが、打点が2800あるのでフォトンストリークバウンサーには強い。
基本的にはスキルで落としてレベル6を作り、アトランタルに装備する役割。

No.91 サンダー・スパーク・ドラゴン
全体除去。フォークヒュークでは対処できない対象耐性持ちに対して使う。
レベル4が3枚必要なので出しにくく、アトランタルで殴ったらなんとかなったケースが多かったので出番は少なかった。

No.18 紋章祖プレイン・コート
ハーピィメタとして採用。基本的にはスキルで落としてレベル4を作り、フォークヒュークに繋げる役割。
2枚採用しているがフォークヒュークの方が出番が多いので1枚変えてもいいと思う。

回し方
相手によって細かい回し方は変わるので、基本ムーブと上振れムーブのみ紹介する。

基本ムーブ
ネブラディスク召喚効果スカルサーチ*7→スカル効果モアイサーチ→モアイ特殊召喚→スキルでエクストラデッキのモンスターを墓地に送りネブラディスクとモアイのレベルを変更→エクシーズ召喚

上振れムーブ(後攻で相手の場にモンスターがいる時限定)
ボーン特殊召喚効果レベル4先史遺産モンスター特殊召喚→ネブラディスク召喚効果スカルサーチ→スカル効果モアイサーチ→レベル4先史遺産とネブラディスクでランク4エクシーズ召喚→モアイ特殊召喚→スキルでボーンとモアイのレベルを変更→エクシーズ召喚

環境デッキとの相性について
意外と5分な対面が多かった印象。上述したようにフォトンストリークバウンサーに比較的強いのと、ネブラディスクやスキルのおかげで継戦能力が高く泥仕合で優位に立てる。効果除去を聖杯などで防いで戦闘に持ち込み、フォークヒュークやアトランタルで殴り勝つのが必勝パターン。
月の書などで裏側にされると厳しいのが欠点。ただ今回のKC期間はセレボが来なかったのもあってか月の書はあまり飛んでこなかった。あとフォークヒュークは裏側にされても攻撃されれば表になって効果を使える*8
ガイアにはやや有利な印象。ガイアは高レベルがメインでフォーカスフォースの妨害が刺さり、融合ガイアはフォークヒュークで攻撃力を0にすれば除去効果が使えなくなる。
ハーピィは先攻でプレインコートを立てれば基本的に勝てた。
リゾネーターは暗闇を吸い込むマジックミラーが無いと厳しい。手数が多すぎる。

今後の先史遺産への期待
少なくとも二回目のⅢイベントが来れば強化が貰えるのは確定している。次回来るⅣイベントの新規報酬と両者のレベル40のデッキ内容から考えるに、先史遺産モアイキャリア先史遺産アステカ・マスク・ゴーレム先史遺産ゴルディアス・ユナイトのどれかは報酬で来る可能性が高い。先史遺産トゥスパ・ロケットが来れば1枚初動が6枚体制になって盤石だが、これはジャンク・パペットのようにパック産URになるだろうと予想。先史遺産超兵器マシュ=マックもどこかで来ると思うが、実装されたとして活躍できるかは未知数。
11期産のカードは強力なのでさすがにすぐには来ないと予想。先史遺産ヴィマナとか実装された日には環境トップも容易だろうし。
いずれにせよ、月末に来るのはARC-Vワールドなので、強化が入る可能性があるのは次の次のパックからだろう。

というわけで先史遺産の話でした。基本的なカードはⅢのドロップ報酬とレベルアップ報酬にミニBOXを3周で集められるので、Ⅲのキャラゲットイベントさえやっていれば無課金・美課金の人でも組みやすいと思う。
回していて面白いし、フォークヒュークやアトランタルでド派手に吹き飛ばすのが楽しくて、環境にもある程度対抗でき、なおかつ将来性もある先史遺産デッキ、ぜひ組んでみてほしい。

*1:1ターンに一度、デッキまたはエクストラデッキのモンスター1枚を墓地に送り、自分フィールドの全てのモンスターのレベルを墓地に送ったモンスターと同じにする。デッキから墓地に送った場合、さらに手札からモンスター1枚を墓地に送る必要がある。

*2:メインデッキのモンスターは先史遺産モンスターのみかつ12枚以上必要、エクストラデッキのモンスターは先史遺産エクシーズ及び光属性ナンバーズのみ

*3:LP増強αなどでライフが増えていた場合を除く

*4:ライフ減少後に使えるスキルの発動条件を満たしてしまうデメリットはある

*5:現在でもランク6のエクシーズモンスターの中では最高値

*6:装備モンスターの攻撃力の半分の数値アップする。フォーカスフォースは2800なので、半分の1400にアトランタル自身の攻撃力2600を加えて4000

*7:既にスカルが手札にある場合は技術をサーチ

*8:裏側守備表示のモンスターが攻撃されて表側になるのはバトルステップ時、フォークヒュークの効果はその後のダメージステップ時にも発動可能

【チャージマンマーフォーク忍者】槍忍者、本領発揮(クローン地獄~62RQまで)

PSO2NGSやOxygenNotIncludedなど色々やっていて変愚蛮怒を数ヶ月ほったらかしていたが、久しぶりに更新。

  • クローン地獄 召喚地獄

前回の予告通りまずはクローン地獄から。
超隠密と速掛けで接近戦中心に立ち回ったが、熟練度上げで利き手に★ジュニアを装備していたのを★シルバーチャリオッツに戻すのを忘れていたせいであまり火力が出ず、何回も召喚を食らってしまった。
それだけならよかったのだが、隠密が超越止まりだったからかガチャピンも女王アリも速攻で起きやがったので危うく召喚合戦になるところだった。なんとか合流前にガチャピンを倒し、女王アリももみくちゃになりながら殲滅したが、右下にはトーテムモアイ*1キリス=ウンゴルの番人*2もいたのでかなり攻略に時間がかかった。なんとかアリの群れを捌いて番人をアウェイし、トーテムモアイを倒しきってから番人を追って撃破。この過程で体力回復の薬などの物資をかなり消耗してしまったが、終わった後、わざわざアウェイ棒に頼らずとも転身を使えば壁越しに番人を引きずり出せていたことに気付いた。反省。
あとはそれが逃げたりグレンデルが全員起きて殴り合いがきつかったぐらいでクリア。戦利品は★シヴァ靴に加えて

二天一流開祖宮本武蔵脇差し (5d4) (+28,+17) (+3) {+器掘;遅警|切(器}

がありがたかった。武蔵武器は以前は二刀流ペナルティ半減の他に特筆する効果がない*3微妙★だったが3.0.0alphaで強化され、切れ味などの能力に加えて「ダイス数増加」という効果が付いた。これは生成されたときにランダムでダイス数が増えるという強力な効果(今回は3つも増えた)で、これにより二刀流向きの殺戮エゴ+αのような立ち位置になった。脇差しは忍者の得意武器なので、場合によっては最終装備になるかもしれない。★ジュニアを外して装備。

  • 死闘は続く

クローン地獄で消耗した物資を補充し、鉄獄へ。
44RQの『ホアルムラス』、50RQの『アフトゥ』を撃破。他のユニークも撃破しながら56RQに挑むが、相手は最悪なことに『八岐大蛇』。8つの属性のブレスを最大火力、かつ1/2の確率で吐く56RQ屈指の強敵とのマッチアップになった。耐性の薬を使いきっていたため、毒と放射性廃棄物のブレスに対して二重耐性を貼れないこの状況、通常なら撤退を選ぶのが定石。だが、八岐大蛇にテレポート耐性が無いことを利用し、転身で2マスの空間に幽閉して動きを封じてから土遁の術の壁抜け+忍者ヒットで削り切る作戦を決行。壁の中ならブレスが手前で炸裂して威力が半減するため、実質二重耐性状態で殴ることができる。何度もブレスを食らってピンチになるが、なんとかHP6000を削り切って撃破。戦利品に、

 

★防護服『デモニカスーツ』 [6,+24] (+2探索) {+腕耐探赤r酸電火冷毒破;視警~デ}

があった。追加耐性が破片だったので★アルヴェドゥイのほぼ上位互換のような性能になり、しかも軽いので忍者向きという素晴らしい性能。これと以前拾っていた力エゴの冠、湖の洞窟とアリーナ報酬で手に入れた増強の薬を使って耐久を確保。二重耐性無しで最大威力の元素ブレスを食らっても即死はしなくなった。ただこれで盲目耐性が外れてしまい、破壊の杖を振るたびに盲目状態になるようになってしまった*4
この辺りでそろそろ『ヨルムンガンド』に勝てると思い、水没した遺跡に突入。55~75階のダンジョンなので現在の鉄獄より深い階層のユニークとも遭遇したが、水地形で加速するマーフォークの特性や深い水地形での召喚封じが有利に働き、『ツエラクス』などの強敵を撃破。道中で『ロストリンギル大佐』*5と遭遇したので☆狙いで倒してみたが、残念ながら忍者で装備できないブロードソードだった。
というわけで『ヨルムンガンド』戦。基本的にはサーペント戦で呼ばれて即アウェイで陸揚げ放置される可哀そうなユニークなので侮られがちだが、実際戦うとなると遠距離攻撃はウォーターボールのみなのでマーフォークの水耐性で軽減できるが、Hp12000+急速回復というタフネスに20d10のSUPERHURT2回という強烈な殴り打点が問題。
水棲生物の宿命で水地形しか移動できないという弱点があるので、フロア全域を破壊し、残った1マスの水地形にヨルムンガンドを転身。あらゆる攻撃を1/2の確率で無効化する分身を含むありったけのバフをかけて超隠密攻撃→一歩下がって超隠密→再度隣接して攻撃のループで長期戦の末撃破。
これで報酬の

★憤怒の三叉槍 (3d9) (+16,+18) (+2) {+腕器r閃暗水;視祝|沌/邪死}

をついに入手。マーフォーク忍者の武器としてはクリティカルまで加味するとシルバーチャリオッツを僅差で上回る期待値を持つ。混沌属性も不安定だが混乱や吸血の追加効果が発生することがあるので強力。追加攻撃の指輪があればさらに強いが、指輪枠は現状空いていないのが残念。r閃が埋まったので破壊の杖で盲目状態にならなくなったのは嬉しい。
試し斬りがてら62RQへ。相手はアーデンの森の主『ジュリアン』。アンバーの王族の中では弱い方の奴なので楽勝。血の呪いも大したことはなかった。

今回はここまで。次回はサーペント戦までやる予定。

*1:固定砲台でプラズマブレス持ち、暁の戦士のように倒しても確率で再生成される厄介なモアイ

*2:固定砲台、邪悪、召喚持ちのg

*3:両方持つと二刀流ペナルティ消滅

*4:盲目耐性及び閃光耐性のいずれもない場合、盲目状態になる。

*5:装備品を落としてしまう突然変異で★リンギルを落としてロストしてしまったプレイヤーのなれの果て。倒すと必ず☆剣を落とす。

車の免許を取りました

先日、本免許試験が終わり普通免許を手に入れた。
元々自分的には車に良いイメージがあまりなかったので免許を取りたくなかったのだが、親に言われて渋々教習所に通うことになった。
その教習所が結構いい場所だったのと、教習が大学の授業より遥かに楽しかったので、結果的には免許を取れて満足している。
とはいえ今のご時世ドライブでどっかに出かけるという事はあまりしない方がいいので、しばらくは運転の機会はないだろう。

【チャージマンマーフォーク忍者】掟破りの槍忍者(開始~38階RQ後まで)

  • 最終装備は確約済み

前回の予告通りマーフォーク忍者をプレイしていく。

忍者は今回が初見な上イマイチ詳細を理解していないので雑に説明すると、装備制限が厳しい代わりに、忍術や超隠密などの強力な能力を駆使して戦う近接職。かな。細かい特徴や忍術についてはプレイ記事の方で補足を入れる。
超隠密は暗いエリアにいるとなれる特殊な状態で、モンスターが@を見失う*1他、忍者が得意な武器を装備していれば不意打ちが発生し5倍くらいの強力なダメージブーストがかかるらしい。得意な武器とは、熟練度の最大値が4000以下でないものを指す。通常忍者はダガーなどの軽量武器しか得意ではないため、殺戮エゴや武器修復でダイス値が高いものを手に入れないとこの恩恵を十分に受けられないのだが、それを補えるのがこの後説明するマーフォークの特性だ。

マーフォークは3.0.0alphaで追加された新種族。ステータスはハーフエルフを賢さ寄りにしてHDを+1しただけというものだが、貴重な水耐性を持っている他、水地形に入ると加速するという特徴がある。逆に、浮遊無しで陸地に上がると減速してしまう*2
さらにもう1つ特徴なのが、職業によらずトライデントや三叉槍の熟練度の最大値が8000(=得意武器)で、スペルマスターでないなら初期装備がトライデントになるというもの*3ので、そちらを主力にしていく。
証人、盗賊、ワーグはあっさり攻略。途中、高級品確定ドロップの『ボルガ博士』を倒したら忍者刀を落としたが、焼夷エゴだった。これは永久光源が付いているので使えない。なお鑑定は忍術の「古の口伝」で行った。鑑定の杖がいらないのはありがたいが、忍術はHpを消費して行うので、アイテム数が多いと普通にHp半分以上使うこともあり結構危険。

噂で鉄獄に帰還できるようになっていたので、モリバントのトランプタワーで鉄獄へ。
6階RQの相手は無法者『ロビン・フット』。くさび投げで余裕。ドロップ品に

テレパシーの鉄冠 [0,+6] {~邪善個動}

があったので装備。かなりの広範囲を常時感知できるようになった。

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alpha21の新ユニーク、ベルゼバブの四天王『サイアーク』。
元ネタで一回殴られただけで死んだため、こちらでもHpが1しかない。

12階RQに行く前に東夷『ブロッダ』を倒した所、なんと三又槍をドロップしたのだが、虹色エゴだった。3つの属性スレイが強力だが、これも光っているので使えない。2回もぬか喜びさせられるとは・・・。
そして12階RQは白き悪魔『ノロイ』。護衛や救援召喚で呼ばれた岩モグラが穴を掘りまくるわ投げたくさび踏んで壊すわで大変だったが、パニモンを駆使してなんとか撃破。報酬は目立ったものはなかった。

その後はテルモラの下水道で23レベルまで上げ、アリーナで岩石溶解の魔法棒を取得。
アングウィルのオークキャンプと破滅1も攻略し、迷宮のミノタウロスも倒して帰還のロッドを入手。透明視が無かったのでモリバントに戻ってミミックエストを攻略し、報酬の透明物体感知の指輪を装備。さらにテングとデスソード、柳じじいも攻略。
ついでにBMを覗くと

浮遊の探索のアミュレット (+3) {+探赤;浮~善竜オ}

が売っていた。感知はテレパシー冠と被るものが多いが、浮遊がアミュレット枠で埋まるのは便利なので購入。これで浮遊の指輪が外せた。
また、自己分析の薬も売っていたので購入して飲んだのだが、


現在の体力ランク : 94/100

能力の最大値
腕力 : 18/110
知能 : 18/120
賢さ : 18/100
器用 : 18/80
耐久 : 18/70
魅力 : 18/120

腕力は悪くないが体力ランク、器用、耐久が低いのが痛い。新生の薬を飲まないとやばそうだ。

  • 最終装備候補出すぎ

ここまで感知こそ充実しているものの他が尽く微妙で、ぶっちゃけやり直そうかと思っていたが、鉄獄に帰還した所永久壁のvaultを発見。上の階層のモンスターが多かったので入り口付近しか探索できなかったものの、

人喰いのレイピア (1d6) (+8,+10) (+3隠密) {+器隠r恐/X人~人}

を掠め取ってきた。今まで上質トライデントと脇差しの二刀流だったので、ようやくまともな武器を入手できた。さらに同じ階層にいた『スメアゴル』が

★北極の聖獣ムックの毛皮のクローク [3,+20] {r酸冷沌;浮}

を落とした。X人間とカオス耐性が同時に来るという、ログルス使いを倒せと言わんばかりの引きのよさ。当然すぐにログルス使いのクエストを攻略し、スピードの杖を入手。
これなら24階RQもいけるだろうということで突入。相手はガキ大将『ジャイアン』。轟音耐性はどっかで拾った浮遊エゴに付いていたので楽勝。なんと、

★革製スケイル・メイル『サルケットス』 (+3,+3) [11,+25] (+3) {+器隠r酸破劣恐}

をドロップした。軽くてACが高く、破片と劣化が同時に埋まって殺戮修正まであるという、まさに忍者のためにあるようなアーティファクトである。勿論装備。

27階まで下りた時に雰囲気が最悪になったので、探索した所またvaultを発見。中にグレート・バイル・ワイアームがいたので突入を見送ろうと最初は思ったが、中のモンスターが全員テレポート耐性を持っていないことに気付き、全員アウェイしてしまうことに。これができるのも忍者の超隠密のおかげ。★玻璃瓶を拾ったのでダークエルフの王のクエストを攻略。獲得の巻物は読んだが穴掘りエゴ・・・。
気を取り直して鉄獄探索を再開。29階でジャイアンの腰巾着『スネヲ』を倒した所、

★レイピア『シルバーチャリオッツ』 (2d6) (+17,+12) (+2加速) {+攻速器r暗劣;麻視/邪オデ死}

を手に入れてしまった。ここによると忍者の最終装備としてトップクラスの性能を持つ固定アーティファクトらしい。階層的には確かに出てもおかしくない生成レベルだったが、こんなに早く最終装備が片方埋まるとは・・・。
これにより、早々に殴り打点がくさびを超えたので、殴り主体の戦法にチェンジ。
忍者の近接戦闘は、超隠密からの不意打ちをどれだけ決められるかが重要になる。一発殴ると超隠密は解除されるので、「殴る→一歩下がって超隠密→隣接して殴る」の繰り返しが基本。隣接した時に殴られる危険があるが、忍者にはレベル20から使える早駆けというレイシャルが「Hpの自動回復停止と引き換えに移動にかかるターンが半分になる」という効果を持つので、これを使ってからならあまり殴られ返されずにほぼ一方的に攻撃できる。光っている相手に対しては普通に近づいて殴ると不意打ちが発生しにくいので、光の範囲外から入り身で攻撃していく。
この戦法でモンスターどもを蹴散らしていったところ、アルドゥインの尖兵『ミルムルニル』を倒した時に

★軟革よろい『ヒスロミア』 [4,+20] (+4隠密) {+隠r酸電火冷暗沌}

 を手に入れた。エルフエゴの上位互換のような性能で、『サルケットス』同様軽いので忍者でも装備しやすい。基本的には『サルケットス』の方が優先だが、今回は『シルバーチャリオッツ』と腕力エゴの追加耐性でr破劣が埋まっており、逆に元素耐性が埋まり切っていなかったので装備。

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『ミルムルニル』の断末魔が「ドヴァーキン」ではなく「ドヴ@ーキン」になっていて面白かった。

その後38RQへ。相手はラオウの愛馬『黒王号』。脳筋ユニークなのでくさびを投げていれば勝てる相手だったが、せっかくなので土遁転身戦法を試してみた。土遁は一定ターン数壁抜けできるようになる忍術で、転身はテレポート耐性が無いモンスター一匹と自分の位置を入れ替える忍術。これらを組み合わせると、土遁と岩石溶解で壁に囲まれた1マスの空間にモンスターを連れ込んで画像のようにハメることができる。

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壁の中にいる『黒王号』。

ただ壁の中だと速駆けが強制的に解除されてしまい、『黒王号』は殴りが強かったのであまり効果的ではなかった。あと倒した時に階段が出現するせいでRQ報酬が全部消えた。

このままでもクローン地獄はクリアできそうだったが、片方が人食いエゴなのが不安要素だったので、反攻で階段昇降して異世界の勇者『ピップ』を探して倒した。コイツが落とす固定アーティファクトである、

★スモール・ソード『エクスカリバー・ジュニア』 (2d6) (+6,+6) (+2攻撃) {+攻r火恐;遅祝/竜死動}

これも忍者の最終装備になり得る性能をしている。蜘蛛相手だと攻撃力が下がるデメリットがあるが、蜘蛛はそんなに倒す必要がないモンスターばかりなので大丈夫だろう。
この後スモール・ソードの技能上げのために鉄獄を潜っていたら新生の薬を発見。飲んでみたところ

現在の体力ランク : 109/100

能力の最大値
腕力 : 18/130
知能 : 18/100
賢さ : 18/80
器用 : 18/80
耐久 : 18/100
魅力 : 18/110

かなり良い結果になった。器用が上がらなかったのは残念だが、体力ランクと耐久が良くなって腕力がさらに上がったのが嬉しい。

というところで今回はここまで。スモール・ソードの技能値は最大になったので、次回はクローン地獄攻略から始めたいと思う。

*1:不規則移動のような挙動になる。

*2:一応救済措置で初期装備に浮遊の指輪がある。

*3:性格のセクシーギャルにも似たような特性がある。こちらはムチが得意武器かつ初期装備になる。。単純に忍者向けの武器の選択肢が増えるのは勿論、三又槍には確定入手の手段が用意されていてかつ元々サーペント戦でも採用できなくもない打点を持つ固定アーティファクトがあるので、最終装備に困らないのは非常に魅力的。確定入手以外にも、トライデントや三又槍の固定アーティファクトは全てダイスブーストがかかっているので、どれか一つでも拾えればその後の戦闘が一気に楽になると思う。

ちなみに性格はチャージマンにした。耐久の高いちからじまんで行こうかとも思ったが、魔道具適正とデフォルト混乱耐性があった方が快適性は高くなるはず。ジュラル星人誤認は厄介だがまあ何とかなるだろう。

  • 微妙な序盤

ここからプレイ記事になる。
忍者は暗闇でも物が見えるのと、光源を装備していると超隠密になれないので真鍮のランタンは購入しない。また、序盤は雑貨屋で買える鉄のくさびを投げていた方が火力が出る((命中・ダメージブーストがかかる上にターン消費が少なく、最初からTabキーにマクロが用意されている。

【がまんづよいニーベルング元素使い(地)】最終決戦(ユニーク掃討~サーペント戦まで)

前回オベロンを撃破した続き。

  • 最終決戦

サーペント戦前にダンジョンの主を撃破していく。ここは人によってどこまで倒すか差があるが、自分は墓地のエンペラーリッチ『ベグナ』、暗闇の洞窟の生ける虚無『ヌル』、ルルイエの偉大なる『クトゥルフ』は倒す派。『ベグナ』と『クトゥルフ』は高レベルの護衛持ちで本体スペックも強力、『ヌル』はステータス減少が鬱陶しいのと視認性が悪く破壊しにくいのが理由。
『ベグナ』は普通に墓地を70階まで下りて撃破、『ヌル』は暗闇の洞窟自体が探索しにくい*1ので、トランプタワーに100万払って72階に直行。「常に非常に小さなフロアを生成する」オプションをオンにしておいたのですぐに見つけて撃破できた。『クトゥルフ』はまず護衛を破壊して数を減らし、残ったワープデーモンや落とし子を1匹ずつ釣り出して各個撃破。その後本体を深い水地形が多い場所に誘導して召喚を防ぎつつ*2撃破した。

これでユニーク掃討は終了する。alpha21も来ているのでとっとと勝ちに行く。

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終戦に持ち込む物資。重さで減速してるが加速内部値的にほぼ問題ない。

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最終装備。

というわけでサーペント戦。まずは地形厳選。ダンジョンの横幅か縦幅のどちらかがデフォルトの一画面に収まるのが理想。個人的には横幅が広くて縦幅が一画面の方が好み。
地形厳選が終わったら次はフロア全体を*破壊*してモンスターを掃討し、地形をぐちゃぐちゃにしておく。なおこの作業中に冥界の裁判長『閻魔大王』が『秩序のユニコーン』と金色の怪人『ワッハマン』の波状攻撃で瀕死になるという珍光景を目撃。上手く閻魔大王だけ残して破壊できたのでブレスで介錯してやった。
*破壊*し終わったらいよいよサーペントとの決戦である。基本的には岩石溶解で壁を一つ残して直線に掘り、最後の一枚をサーペントが破ったところを破片のブレスで攻撃していく。分解ブレスが来たらテレポートで仕切り直し。他のブレスは体力回復の薬で回復して戦闘続行。召喚は出てきたモンスターが弱ければそのまま戦闘続行だが、やばいのが出てきた時はテレポートで逆側に逃げて仕切り直し、次にテレポートで近くに飛んだ時にまとめて*破壊*する。Dシンボルは抹殺の巻物でも対処できるのでそちらを使用。
前半は『アングマールの魔王』を呼ばれたり、ダンジョンの主召喚で出てきたカメレオンの王の護衛がグレーター・クイルスルグに化けていたり、『ヨルムンガンド』召喚時に生成された水地形にリヴァイアサンを呼ばれたりでしんどかったが、後半は『シェロブ』や『鼠小僧』などの雑魚が召喚スペースを潰してくれたのでかなり楽だった。魔法職の立ち回りは以前混沌の戦士のサーペント戦でもやっていたので、そちらで慣れていたのも大きかった。

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というわけで*勝利*。ロケットを一発も撃たれず、破滅の手も全部レジストしたので、全体的に見れば圧勝だった。

ダンプ

*勝利*した瞬間

  • 完走した感想

前回混沌の戦士で勝利した時の半分以下の日数・時間で*勝利*できた。ドロップ運もよかったし、ユニーク掃討にそこまで時間をかけなくても問題ないことが分かったのは今後に生かせるのでいい収穫になった。

ニーベルング元素使いの最初の記事で「最新にして最強の組み合わせ」という見出しにしていたが、マジで最強クラスの組み合わせだったと思う。
まず何よりr暗破劣と反射。これが常時埋まっていたおかげで耐性パズルが凄まじく楽だった。中盤辺りから複数の部位が自由枠になっていたので、終盤拾えた★プラグや★オーブや★コーウィンのように「pvalが優秀だが耐性は少ない」アーティファクトもガンガン装備できた。
そしてニーベルングは賢さと耐久を両立した種族なので、ブレス魔法の威力を高めつつ、MPも確保でき、ついでに罠扉階段感知ができるというのは元素使いと非常に噛み合っていた。

しんどかった点はクローン地獄での火力不足と、★審判の宝石が拾えなかったこと。特に前者は湖の洞窟のクラーケン養殖でレベル上げをして破片のブレスを解禁していなければ失敗していた可能性が高い。鏡使いの時はスーパレイの超火力でサクッとクリアできたが、元素使いは魔力復活の薬を多めに集めて長期戦に臨むか、ワイアームなどをペットにして補助火力にした方が楽だったかもしれない。後者は魔法感知で十分物資を集められていたので最終的にはそこまで気にならなかった。★オーブが強かったし。

元素使いという職業は今まで魔法職初心者向けとされていた鏡使いよりもさらに分かりやすく、より魔法職初心者におすすめできる性能だった。特に今回自分が使った「がまんづよいニーベルング元素使い(地領域)」は特に使いやすかったので、今後元素使いを使いたい人の参考になればと思う。

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というわけでがまんづよいニーベルング元素使い(地)、完結。ちなみに2021年5月3日現在、元素使いのスコアランキング一位である。初期オプションの「モンスターはプレイヤーの弱みを突く」をオンにしていたのでそれでスコアが増えたのもあるが、こういうランキングもので一位になるのは初めてなのでとても嬉しい。また、倒したユニーク上位10体に『火蜂』が入った初のスコアにもなった。

次回やる職業はいくつか候補があるが、近接職をやりたいかつ、3.0.0alphaの新要素を含んだものをやりたいので、マーフォーク忍者になると思う。

*1:感知範囲が通常より狭くされる上にライトエリア無効

*2:水棲生物かつデーモンは3.0.0alpha20時点でいないので、深い水地形だとデーモン召喚が不発になる。アンデッド召喚はアンデッドチョウチンアンコウだけ出てくる。